演劇練習中に転倒 福山市教委が児童に損害賠償へ 広島・福山市
市の教育委員会が、小学校の体育館で転倒してけがをした児童に損害賠償として、約115万円を支払う方針であることが分かりました。
市教委によりますと、去年11月、小学校の体育館で行われた音楽発表会の練習中に児童が転倒。前歯2本を折るけがをしたということです。
児童は劇の練習で追いかけられて逃げる役を演じていたところ、テープでおおわれた延長コードにつまずき転倒したということで、前歯の治療費と慰謝料として約115万円を支払うことで合意したということです。
市教委学事課は「安心安全な学校生活の確保として安全配慮の徹底をおこなってまいります。」とコメントしています。
小学生が利用する場所にも関わらずなぜ放置されていたのか。別の場所に設置することはできなかったのか。念入りに安全確認がされていれば今回のような事例は防ぐことができたのではないかと思う。小さい子供が利用すると考えられる場所や施設などの延長コードの配置を見直すことが必要だと思われる。