16日朝早く、自宅前の除雪作業をしていた65歳の女性が足を滑らせて転倒し、大けがをしました。
県は、お年寄りを中心に除雪作業中に転倒するなどして死亡したりけがをしたりする事故が相次いでいるとして、注意を呼びかけています。
警察によりますと、16日午前5時40分ごろ、65歳の女性が1人で自宅前の除雪作業をしていたところ、足を滑らせて転倒しました。
家族が消防に通報し女性は病院に運ばれましたが、右足の太ももの骨を折る大けがをしたということです。
県によりますと、県内でこの冬、除雪作業中に転倒するなどの事故により今月10日までに5人が死亡し、69人がけがをしました。
死亡した5人は全員70代から80代で、けがをした人も6割以上が65歳以上の高齢者だということです。
転倒防止対策を十分にできていなかった為に本件の事例が起きてしまったのだと思われる。より滑りにくい靴に履き替えたり危険な状態であれば業者や他の人などに依頼するなど転倒をしてしまう前に事前対策が必要だと思われる。