この冬一番の寒気の影響で18日は長崎市で1センチなどの積雪を観測しました。大雪の恐れはなくなりましたが、山沿いや高台などで雪が積もっている所があり、積雪や路面の凍結に注意が必要です。また週末は再び雪の予報が出ています。
県警によりますと19日午後3時現在、県内のトンネル間や県道の一部など16の区間で積雪や凍結による冬用タイヤ・チェーン規制が続いています。
長崎市かき道1丁目の東望橋では19日午前7時ごろ、路面の凍結によるスリップで車の単独事故と追突事故が相次ぎ、その後ろを走っていた原付バイクが事故に気付き、ブレーキをかけた際に転倒しました。この事故で単独事故を起こした車の運転手がけがをしましたが、命に別状はありません。
県警交通指導課によりますと18日午前9時から19日9時まででスリップによるバイクの転倒事故や車の追突事故などが87件起きています。けがをした人の報告はありません。
冬は気温の低い地域だと降った雨が明日の朝には凍ってしまうので、車で運転していてタイヤを滑らせてしまったり、歩いていて転倒事故を起こしてしまったりとスリップや転倒をしてしまう可能性が一番高まる時期です。
未然に事故を防ぐには事前に冬用のタイヤを用意し装着したり、長靴やグリップが強く滑りづらい靴に履き替えたりと対策が必要になってくると思う。