国道のくぼみでバイク転倒・意識不明、埋め戻しの締め固め不足か
埼玉県内の国道を走行中のバイクが路上のくぼみで転倒し、運転していた女性が意識不明の重体となる事故が起こった。現場は、1週間前に電線共同溝工事の試堀をした場所だ。埋め戻し材の締め固めが不十分で、路面が路面が陥没した可能性がある。道路を管理する国土交通省大宮国道事務所が、事故の原因を調べている。
署によると、道路のくぼみは長さ1.5m、幅1.7m、深さは最大で17cm。片側1車線の車道(幅員3m)で歩道寄りの路面がすり鉢状に陥没した。前日の1月24日午前11時10分ごろ、職員が車で現場をパトロールした際に異常は見られなかった。
試掘の埋戻しをなぜ陥没しない程度に締固めれなかったのか。車やバイクなどの他に数10トンもある大型ダンプカーも通過する可能性もある。その点を想定していれば陥没はおろかバイクでけがをすることも無かったのではないかと思われる。