大雪の日や路面が凍結したときに必ず起きるのが転倒事故です。
足元に気を付ける場所は、横断歩道やバス・タクシー乗り場、駐車場や店舗の入り口にあたる歩道と車道の段差などです。
例えば、横断歩道ですが、白線部分は水がしみこまないため薄い氷の膜が張って滑りやすくなっていることがあるので注意してください。
次に、歩くときのポイントです。まずは「歩幅は小さく」することです。
歩幅が大きいと体の揺れが大きくなり、転倒しやすくなるためです。
そして、地面に垂直に足を踏み込んで重心はやや前に。
『靴の裏全体で』地面に付けて歩く、“ペンギン歩き”をイメージしましょう。
ポケットに手を入れて歩くのは危険です。滑ったり転んだりした場合に急な動きに対応できず、大きなケガにつながりますので、手袋をして両手を自由にしてください。
冬は気温の低い地域だと降った雨が明日の朝には凍ってしまうので、車で運転していてタイヤを滑らせてしまったり、歩いていて転倒事故を起こしてしまったりとスリップや転倒をしてしまう可能性が一番高まる時期です。未然に事故を防ぐには事前に冬用のタイヤを用意し装着したり、長靴やグリップが強く滑りづらい靴に履き替えたりと対策が必要になってくると思われる。