52歳男性転倒
25日午後10時45分ごろ、東京都中央区勝どきのマンションの車寄せで、港区の会社役員の男性(52)が乗っていた電動キックボードが車止めに衝突。男性は転倒して頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。警視庁によると、電動キックボードが絡む死亡事故は全国で初めてだという。
月島署によると、男性はシェアリングサービスのキックボードを運転し、方向転換して走り出したところ転倒したという。月島署は飲酒運転の可能性もあるとみている。
警視庁などによると、中央区など都内の一部市区では電動キックボードの実証実験が実施されていて、男性が利用していたものも対象となっていた。実証実験では特例としてヘルメットの着用は任意となっており、男性は着用していなかったという。
電動キックボードはある程度の速度が出る上にバイクのようにヘルメットの義務化はされていないため、16歳以上であればヘルメットの着用は任意(2022年4月に改正道路交通法が改正)であるため、利用者がヘルメットの着用を少しでも意識することでけがのリスクや死亡リスクも格段に抑制ができ予め先のことを予想し対策をすることが重要である。