公園の地面から鉄の棒…中学生が転倒、15針のけが 東京・足立
東京都足立区は10日、区立新田さくら公園北側広場で2日に男子中学生が転倒し、その際、地面から出ていた鉄製の棒に当たってひざ下を15針縫うけがをしたと発表した。
区によると、棒は直径10ミリ、長さ30センチ。保護者から連絡を受けた区が3日に調べて発見し、撤去した。周辺を調べたところ、直径8〜13ミリ、長さ22〜53センチの鉄筋棒と鉄製の杭1本ずつも地中から見つかり、取り除いた。区は既に中学生側に謝罪し、今後、金属探知機などで公園全域を調べる。
公園は工場跡地に2010年に開設。工場の解体や園の施工などで使われた建材などが残っていた可能性がある。管理人らは鉄製の棒が埋まっていることに気付いていなかったという。
公園の品質管理や危険物がないかの見回りがしっかりと行われていたら、今回のような大けがは避けられていたのではないかと思われる。
金属探知機での公園内の調査が終了した後にも定期的に危険物がないかなどの品質チェックを行っていくべきだと感じた。