太田市にある飛び跳ねて遊ぶ遊具で、先月と今月、子ども2人が相次いで転倒してひじを骨折する大けがをしていたことがわかりました。県によりますと、先月16日、大型の遊具で遊んでいた4歳の子どもが転倒して左ひじを骨折しました。
同じ遊具では今月10日にも7歳の子どもが転倒して同じく左ひじを骨折し、いずれも全治4か月だったということです。
大型遊具は、空気を入れて膨らませた弾力性のある「山」の上で飛び跳ねて遊ぶ遊具で、縦およそ16メートル、横およそ11メートル、高さは最も高いところで1メートル50センチほどあります。
県は、29年前の1993年に設置して以降、製造したメーカーが年に1回点検していたとした上で、「日常的にメンテナンスを行っていた」と説明しています。
事故を受けて、県は、今後、第三者による検証委員会を設置して原因究明や再発防止を図ることにしていて「子どもが大けがをする事故が短期間に続けて起きたことを重く捉えている」と話しています。
先月にも同様な転倒事故が起きているのにも関わらず、再発防止策を早急に立ち上げなかったことや、事前に子供が転倒をしてけがをしてしまう想定をし遊具に安全防止策をとれていないことが要因の一部だと思われる。
今後はメンテナンス頻度を多くしたり、子どもたちが飛び跳ねても転倒事故にならないような修正が必要と感じる。