ハンドル操作してないのにサイクリングコースで相次ぎ転倒、9人重軽傷 路面のぬめりが原因か

2022.12.24

オートバイ転倒 男性死亡 大雨で流入した土砂でスリップか

サイクリングロードで走行中の自転車が相次いで転倒し、9人が重軽傷を負った事故で、サイクリストから県の管理責任を問う声が上がっている。路面のぬめりが転倒の原因とみられ、負傷者らは「県の管理ミスは明らかだ」などと憤っている。

「ハンドルもブレーキも操作していないのに前輪、次に後輪が滑った。あり得ない」。大学名誉教授の男性(73)は語気を強める。

事故が起きたのは11月3日。12人が時速20キロ台で走行していた。名誉教授は先頭から5人目の位置で走り、最初に転倒した。右の腰や肩、膝を打撲したという。7人目の男性(73)は「路面は恐ろしく、ぬめっていた」と怒りをあらわにする。

ロードは砕石層にアスファルト舗装、カラー塗装が重なる構造。県は10月8日、カラー塗装の上にたまった汚れが雨に濡れ、ぬめりの原因になったと判断。洗浄機を手配して除去に着手したのは、事故後の11月5日だった。

1ヶ月前に知事から道が滑りやすいと指摘されていたにも関わらず、なぜ改善されていなかったのか。改善されていれば今回の転倒事故は可能だったと思われる。

事故が起きてから改善するのではなく事故が起きないように事前に対策をすることが必要だと思う。

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