当時40代の女性が家族5人で店を訪れたところ、店員の案内に従って席に向かったところほんの2、3歩進んだところで右足が滑り、左脚の膝を強打しました。
すぐに病院に運ばれ診察を受けたところ、左膝を複雑骨折していることが判明し、動作に支障が出る後遺症が残りました。
店舗の床は以前からネットや口コミサイトなどで「よく滑る」と言われており、事故当時も床には油が付着していて滑りやすい状態だったと女性は主張し、店舗側の清掃や管理に問題があったとして約2500万円の損害賠償を請求しました。
最終的には、店舗側が原告の女性に解決金100万円を支払うことで和解となりました。
しっかりと床の清掃が行われていればこのような事故は防ぐことができたのではないかと思われる。客席周辺に油が付着してしまう可能性や、そこを通る際に転倒事故が起こることを視野に入れていれば対策ができていたのではないか。清掃の徹底や、転倒対策をもう一度しっかり見直すことが必要だと感じた。