資源物回収ステーションで転倒骨折 上越市が損害賠償177万円支払いへ
新潟県上越市は資源物回収ステーションで転倒し骨折した市内男性に対して損害賠償金として約177万円を支払い和解する。
関連議案を開会中の市議会6月定例会に提案している。
市によると、男性は昨年1月21日、大手街の資源物常時回収ステーションで段ボールを捨てる際に、床面に雪による水分で滑りやすい状態にあったことから、転倒して左足のすねを骨折した。昨年11月まで2回の手術を受け入退院を繰り返した。
市は事故後、このステーションの床面に滑り止め加工したほか、市内すべてのステーションに転倒注意の張り紙をした。
店頭事故を防ぐためには事故が起こる前から転倒防止の注意喚起や張り紙や床面の滑り止め加工などの対策をしていれば、今回のような転倒事故は起きることがなかったのではないかと考えられる。
事故が起こってから対策をするのでは遅い。転倒を防ぐにはどのような対策ができるか、熟考し行動に移すことが大事だと思われる。