スプリンクラー誤作動 1300万円ピアノ水浸し 裾野市「機器故障なし」、調査継続
9月24日の午後1時頃、静岡県内にある市民ホールのステージ天井のスプリンクラーが突如作動し、1時間後のコンサートに向けて準備を進めていたメンバーが被害に遭い、この事故で1人が肩を骨折し、4人が滑って軽傷を負いました。
原因を市に問い合わせると「スプリンクラーは自動で作動することはありません。必ず手動操作が必要」とのこと。
これに対し、被害にあった楽団は、実態は違うのではと疑問視しています。
「スプリンクラーの場所には誰もいなかったことを、こちらは確認している。以前からスプリンクラーの様子があまりよくないと報告していたと聞きました。」
第三者による犯行か、それとも誤作動か。楽団側は説明が足りないとして市に対し強い憤りを示しており、誠意をもって向き合ってほしいと話しています。
市民ホールのスプリンクラーの誤作動がなければ今回のような被害が起きなかったのではないかと考えます。また普段スプリンクラーが誤作動することを気にしてホールを利用している人などはほとんどいないため、現実に起きてしまうと大きな被害が起きてしまうので定期的なメンテナンスやメンテナンス自体の見直し、またはメンテナンス業者を複数依頼し、より点検を精密なものにするなど対応の措置はいくらでも考えられると思われる。
今回、転倒事故の被害も大きいがオーケストラの楽器が水浸してしまったため楽器の修理費などの被害総額も数億円になるとのことです。リスクを考えた時に多少手間やお金をかけたとしてもこのような事故が起こらないようにメンテナンスの見直しは重要であると考える。